【50代】パートから派遣社員へ転職できた/私の初めての派遣リアル体験記

自分の人生の立ち位置をまじめに考える

転職を考えたきっかけ

今後の収入の不安とこれからの子供の教育費

50代になって夫婦の老後の生活や親の介護、子供の教育費など真剣に考える年齢になりました。
少しでも不安をなくすため、「収入を増やすしかない!」と、強く思うようになり、
当時パートで5時間勤務(月収8万程度)をしながら有給を上手く使って転職活動をすることに決めました。

年齢の壁を感じながら転職活動

人生で3回目の転職活動。
1回目は20代、2回目は30代でした。
そしてこの度50代での転職。


パートを辞める日、同50代の主婦の方々に、「どうやって仕事を見つけたの?」「どこでみつけたの」そして「次はどこで何の仕事をするの?」と何度もいろんな人に聞かれました。

私の住んでいる所は田舎なので、まだまだ正社員が一番多いし、一つの会社で定年まで勤めるのが普通と思っている方が多いのだと思います。

50代で転職なんて難しい、今の仕事を辞めたくてもやめられない、私と同じように悩んでいる人たちも多いのではないかとも思っています。


実際に私が行動したこと

パートしながらなので、活動する時間があまりありませんでした。
なので時短を考え、毎日のお昼休憩と寝るまでの時間を使って、携帯で見れる求人情報アプリに登録しました。

実際に登録した派遣会社は…
テンプスタッフ(在宅ワーク求人が豊富にあり、アプリで簡単に応募できる。)

エン転職(希望勤務地、希望給与、キャリア、働き方、などで検索できる。電話で担当から求人状況聞き取りの連絡もあり)

ハローワーク(携帯で登録すれば、全国の求人が検索できる。)

ホットスタッフ←現在お世話になっている派遣会社です。

ホットスタッフ登録の流れ

1.携帯から簡単登録ができる。 
2.登録後、翌日あたりに面接の希望日の聞き取りの電話がくる。
3.面接には通常面接(事務所へ出向いて面接)とWEB面接(携帯使用可)がある。

私はWEB面接を受けて、今までの職歴、資格は何を持っているかを簡単に聞かれました。
私の資格は普通自動車免許と日商簿記2級です。
その後、私の希望を色々と聞かれましたので、無理を承知で本当に希望している内容を遠慮なく伝えました。

希望内容
・職種は(経理事務)
・職場は車で20分圏内           
・希望する勤務時間(9時から17時)          
・残業はなし                   
・土日祝休み

 実際の変更内容⇒勤務時間(9時から17時30分

  残業が月初に1日あるかないか

実際の変更内容以外は、希望通りでした。

さらに一番ちょっと驚いたのは、希望の時給!を聞かれたことでした。
ここは一番大事なことなので、自分の中でこれだけは欲しい金額(時給)を言わせていただきました。
 
希望通りにはいかないかもしれませんと言われましたが、後日、希望する時給で働けることができました!!うれしかったです!
 (あまり地域にそぐわないような高い時給はゲットできないと思います。)
 
もう一つ面接で驚いたのが、せっかく書いた履歴書と職務経歴書が要らなかったことです。
これは、転職活動者としては、大変ありがたいことでした。(作成に意外と時間がかかる)

ですが、面接を受ける前には、自分の持っている資格名、最終学歴、職務経歴などはスラスラと言えるようにメモとして作成しておいたほうが面接であたふたせずに済むと思います。

希望する職場が決まるまでの日数は2週間ほどだったと思います。
なぜすぐに決まったのかは、毎晩毎晩、ホットスタッフの方から希望する条件に近い会社を案内してくれたからでした。
希望条件に合わない会社は辞退して大丈夫ですし、ホットスタッフの担当者が、会社との条件のすり合わせも間に入ってしてくれるので、限りなく自分の条件に合わせる働き方ができるところがホットスタッフの強みかなと思います。

条件が合えば、すぐに働くのではなく、一度職場見学をして職場の雰囲気を見てから決められるところも安心でした。
経理担当者が産休に入るのでその代わりとして私が依頼され、一年間の契約で勤めることで決まりました。

50代主婦の派遣生活|実際の仕事内容と一日の流れ

朝6時起床 
洗濯機にスイッチを入れ、子供2人と私のお弁当を作ります。
同時に朝ご飯の支度をして、洗濯物を干して、7時半には子供と旦那が学校と会社へ行くのを見送ります。
朝ご飯を食べてから身支度とお化粧をし、準備ができたら8時30分に家を出発。

会社に9時前に到着
正社員の方は9時前まで事務所の掃除をしています。私は勤務時間外になるので掃除はしていません。
朝礼も勤務時間前に始まるので参加したことはありません。

仕事内容は
勤務先が本社なので、拠点(7支店)からの報告書がデーターで上がってきます。
それを入力間違いや仕訳間違いがないかをPCでチェックしています。
他にお客さまへのお茶出しや電話取りもします。
基本的には、一日中PCとにらめっこ状態と座りっぱなしなので、かなり肩や腰に負担がかかります。
自分の仕事が終われば、ほぼ毎日17時30分には帰ります。(残業は月1回あるかないかです。)

勤めてから半年が経ち
ようやく人間関係にも慣れてきて、ストレスもあまりなく働けるようになりました。
初めのころは、以前の5時間勤務から7時間30分勤務になったので、3か月頃までは、勤務時間が長くて体がなかなか慣れず、大変でした。

あと、大変だったことは、会社が本社とあって規模も大きいので、50人ほどいる社員の顔と名前を覚えるのが大変でした。
今も数人ほど名前がわからない方がいます…

それに、私が50代とあってか、いろいろ経験豊富だと警戒?なのかはわかりませんが、
なかなか周りとなじむまで時間がかかったように思います。

私が意識して気を付けたこと
まず、基本ですが、一人ひとりに出社時と退社時に挨拶をちゃんとすること、
相手が年下であっても謙虚に接することを気を付けていました。
当たり前のことだと思いますが、結構大事なことだと痛感しています。
周りの社員は、見てないようでちゃんと見てますので…

その努力の甲斐があってか、今は和気あいあいと仕事をさせていただいております。

派遣で働くメリットとデメリット|これから派遣を考える人へ


派遣のメリットとしては、希望すれば、残業が基本無く、定時で帰れるところだと思います。
そのため、子供の送迎や、家事が比較的時間通りにできると思います。
もちろん、収入をもっと増やしたい人は残業を希望すればその分給与を増やすこともできます。


パートでも派遣でもすべての職種に関係しますが、転職後のデメリットとしては、入社してから半年は有給がつかないので、休むとその月の給与が減ってしまうところです。
なので、半年間は健康に気を付けて働かないといけないところがデメリットです。

派遣は特に、3年ルールがあり、1つの会社で働く期間が3年までと決まっています。
私は今の職場では1年間の契約を結んでいますが、前任者(産休)の状況によっては延長もあると聞いています。

派遣は、新しい職場や仕事の内容を覚えたり、新しい人間関係をその都度築かないといけませんので、それらが苦手な人には不向きかもしれません。


まとめ

一歩踏み出したことで変わったこと

パートで5時間勤務で9年も働いていたので、その働き方に体が慣れてしまい、なかなか自分に自信が持てず、前へ一歩踏み出せませんでした。

しかし、このままでは一生後悔すると思い、とにかく今、私ができることをしてみようと思い、本気で転職を考え、まずは、転職アプリで求人検索してみました。

この最初の一歩をふみだした事によって、ちょっと時間はかかりましたが、見事目標のフルタイム勤務をすることができました。

笑われるかもしれませんが、時短勤務してきた私にとっては大きな一歩なんです。
特に私は転勤族の妻でして、周りに知り合いも親戚もいない知らない土地で転職を繰り返しながら、子供二人をワンオペで育ててきました。
今まで時短勤務しかしてこなかったので、今回の派遣登録は、かなり勇気がいりました。

主婦の方、もしくは転勤族の妻の方、ずっと子供のために、家を守るためになかなかフルタイムできずにいる方、収入を増やしたいと思っている方はぜひ求人検索からでもいいので行動してみてください。


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